順調に成績が上がっている生徒の特徴

塾の話

最近メキメキ力をつけているなあと思って、改めて成績を確認してみると、しっかり結果として出ていました。

そういう順調に成績が上がっていく生徒の特徴として

Ⅰ:ほぼ毎日塾に来て勉強している
Ⅱ:アドバイスをすぐに実行に移す
の2点が大きいなあということです。

毎日塾で勉強することのススメ

毎日塾に来てくれると、「昨日はコレできたから、今日はコレやってもらおう」とか「昨日はここ間違えてたけど、今日はできるかな?」とか、日々進行を修正しつつ前進できるのです。
塾に来る間隔があくと、やはり前回のことがすっぽり忘れ去られていることもあるので、もう一度おさらいすることになり、前進のスピードが遅くなります。
英単語などを覚えることをイメージしてみるとわかりやすいです。
毎日のように英単語に触れないと、すぐ忘れてしまいませんか?
一度覚えた単語でも、しばらく目にしないとすぐ忘れてしまいますよね。
「考える」ことに関しても、毎日のように、「ここはこうしたほうがいい」「こういう考え方もできる」といった振り返りやフィードバックができるので、日々進歩していくのは当然のことだと思います。

アドバイスをすぐに実行に移す

「こうしたほうがいいんじゃない?」「こうも考えられるよね」ということを伝えたとしても、今までやってきたやり方に固執していては、進歩するスピードが遅くなるだけでなく、まったく進歩しない場合もあります。

ある一つのやり方でできているから、今更別の方法を試すことはしたくないという光景はしょっちゅう見ます。

今、できているから問題ないという判断なのでしょう。

ここで少し考えてほしいのが、やってる本人は、その先に何が待っているのか見えていないということです。

大学入試まで見据えて指導している立場からすると、今その状態であれば、遅かれ早かれこの先壁にぶち当たり、その壁を乗り越えるためにまたここまで戻ってくることになるよ、と思いながらアドバイスしてるつもりです。

壁にぶち当たったときに、壁を壊そうとするのもいいですが、ちょっと考えたらこっちにいい道が見つかるよということを伝えたいのです。

ひとつのことをいろいろな角度で見ることが出来たり、いろいろなものを全部同じことだと思える様になったりすることを目指してほしいのです。

順調に成長している塾生が問題を解いているのを見ると、

(1) You are not ~

(2) You aren’t ~

(3) You’re not ~

と、こんなふうにいろんな書き方で書いてみたりしているのです。

また、$37\times12$なんかをいちいち筆算するのは面倒くさいので、$37\times10+37\times2=370+74=444$とすれば暗算できるよ、とか$39\times21=40\times21-21=840-21$とすれば暗算できるよと伝えると、さっそく次の答案から試してくれたりします。

試してみて、自分には合わないなあと思ったら採用しなくてもいいのです。
一度試してみるということはやってみてもいいんじゃないかと思うのです。
取り返しのつかないこと以外は。
実際、一度伝えただけではすぐにできるようになることはまれなので、何度も何度も繰り返し根気よく伝えていくことで、少しずつでも成長はしていきます。
そのスピードを上げようと思えば、即実行することと、毎日継続することがやっぱり重要だなあとい思うのであります。
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