質問の種類。

塾の話

質問のレベルを上げる

 

「これ何?」という質問

これに対する答えは「まず自分で調べてみよう」です。

「what」な質問は、自分で解決できることがほとんど。

漢字の読みはうまい調べ方を未だに知らないので、それは読んであげます。

読みは皆さんどうしているんでしょう?

漢和辞典?

何かいい方法があれば教えてください。

単語の意味は調べればすぐわかりますし、読み方も電子辞書やパソコンで調べれば読み上げてくれます。

社会や理科の語句に関しても頑張って調べてほしいです。

調べたうえで、「これって、こういうことですか?」っていう質問をしてくれるとうれしいです。

 

「どこが間違っていますか?」

この質問には「頑張って探してみよう」と答えます。

計算ミスであることが多いような気がします。

よく、「あっ、、」ってなってる光景を目にします。

間違っているところを探せるようにするためにも、ていねいに思考や計算の過程を残しておきましょう。

間違えた計算の跡を消さずに残しておいて、どこが間違えたのか検証すれば次に同じ間違いをしないように気を付けることができるようになります。

「もう一回・・」といった瞬間に今までの計算を全部消しちゃう生徒もちらほら。

「消しゴム使用禁止」にしようかな?

途中の計算を、計算が簡単なときからバカ丁寧に書けるようにしておいてほしいです。

複雑な計算に入ったときに、途中の式を丁寧に書いてみてといっても書けない状態になっていたりするのです。

バカ丁寧に書けるようにしつつ、工夫することも考えてほしいです。

めんどくさい計算を工夫して簡単に考えるようにしていくのです。

どんどん手抜きの計算方法を編み出していきましょう。

 

「わかりません」

と言われたら「どこが?」と返し「調べた?」「解説読んだ?」と続きます。

とにかく問題を解いたら必ず答え合わせもしてください。

解く→答え合わせ→間違いなおしまでがワンセットです。

そこまでやってわからないところを質問するようにしてみましょう。

解説にもわかりにくいところや違う解き方もあるので、そんなときはいっしょにじっくりあーでもないこーでもないと言いながら楽しみましょう。

何がわからないかを説明できるようになれば最高です。

 

 

意識してほしいこと

最初はどんな質問でもいいんです。

どんどん質問しましょう。

その疑問点の解決方法をアドバイスします。

どうすれば自分の力で解決できるのかを学んでほしいのです。

最終的には「自分はこう考えたのですが、解説にはこう書いてありました。間違ってますか?」くらいになってくれたらいいなあと思っています。

 

また近頃は、「自分の頭の中をみせる」ということを意識しています。

初見の問題をあーでもないこーでもないと言いながら解いてみて、問題へのアプローチの仕方が伝わればいいなと思っているところです。

よく間違えて、「答え見せて」ということも多々あります。

高校生の「場合の数」や「確率」なんかはしょっちゅうです。

こんなん数えるだけや!注意するのは「もれ」と「重複」や!と豪語して、たいてい数え漏れが発生しています。

ダサい。

誰にでも苦手分野はあると思って開き直っています。←ダメ

精進しなくては。

 

 

 

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