2018/04/21
漢字を一つ間違えて泣いた話

忘れもしない
あれは4年生だった時の話。
毎朝、漢字テストがあった。
1日10問、10回でワンセット、100点満点。
上位3名は教室に名前が張り出される。
ボクは常連だった。
ある回の漢字テスト。
9日目まで満点。
10日目のテスト。
うろ覚えの漢字が出てきた。

「たび」だったか「ぞく」だったか「はた」だったかを書かせる問題。(もう忘れている)
多分「旅」を「族」って書いたような記憶が・・・
1問間違えた。
10日目は9点。
トータル99点。
泣いた。
机に突っ伏して泣いた。
みんなが慰めてくれた。
半笑いで。
けど、本気で泣いているボクをみて引いてた。
担任の先生も半笑いで慰めてくれた。
そこまで悔しがらんでもって感じなんだろう。
その時は悔しかったんだろうなあ。
99点と張り出された自分の名前をみては「旅」だったか「族」だったかの漢字を思い出す。(思い出せない)
懐かしい思い出。
泣いた記憶といえば、高3のサッカーの最後の試合(2回戦負け、出てない)のと大学3・4回生のラクロスの最後の試合(全日本選手権準決勝、出た)。
サッカーやら野球やら柔道やらの試合で負けて泣いても笑う人はほとんどいないのに、勉強で100点取れなくて泣いたら変みたいに思われるのはなんでなんだろうとは思う。
教室でも一問解けたらサッカーでゴール決めた時くらい喜んでええんちゃう?とか言っている。
スポーツだったら試合結果で一喜一憂して感動を誘うのに、模試の結果で一喜一憂してはしゃいでも共感を得にくいのはなぜ?
勉強を本気で頑張ったら感極まってもいいじゃない。
でも、本気で頑張ってもいないのに悔しがるのは論外だよ。
テストで情けない点数とって恥ずかしくて隠すくらいなら、勉強すればいいのに。
その時をやり過ごせばもう忘れちゃうのかな。
それなりの点数とってくる生徒は、ずっとテストのことを意識している感じ。
それはそれで、そこまで意識しすぎなくてもいいよと言っちゃう。
いつテストされてもいいように準備しておくんだよと。
以上、まとまらないお話でした。