センター試験について考える
2.でもセンター試験対策はやるべき
3.第一志望が私立大学ならセンター試験対策はやらなくていい
つまり、自分にあったセンター試験対策に費やすべき時間をしっかり確保しましょうということです。
国公立大学志望の人は避けては通れないセンター試験。
当然、センター試験で確実に得点できる力をまずつけておきたいところです。
基礎をしっかり身につけた上で、2次試験に向けて勉強していればそれなりに得点できるかもしれません。
が、センター試験と2次試験は全くの別物と考えておきましょう。
センター試験は全然簡単ではありません。
ロザン宇治原が数学の大問ひとつ分を丸々落としてしまうようなレベルです。
簡単ではない上に、時間に追われること間違いなしです。
例えば、神戸大学の数学の2次試験は文系で3問・80分、理系で5問・120分で、落ち着いて考える時間の余裕はあります。
センター試験の数学は大問4つで60分。
大急ぎで解かないと間に合いません。
計算ミスしようものなら時間もロスしますし、焦ってさらに間違うかもしれません。
センター試験の英語も国語もかなりぱっぱと解いていかないと全く時間が足りなくなります。
そういう試験となっております。
なので、しっかり対策した受験生が8割、9割の得点を取ってくるのだろうと思います。
そうこともあって、早めに過去問に触れることを積極的に推奨しています。
中学生にもセンター試験に挑戦してもらってりしたこともあります。
意外とできたりするんです。
プレッシャーも何もないので、クイズみたいな感じで楽しくできたりもします。
高校1、2年生もこの機会にセンター試験にチャレンジしておきましょう。
自分の実力を直視しておきましょう。
過去問から逃げている生徒が受験で成功するイメージは全く湧きません。
いつ自分と向き合うのだろう?という感じです。
私立大学しか受験しないならセンター試験は受けなくていいと思いますし、対策もする必要はないです。
その大学の過去問を研究してくれればいいと思います。
過去問を解いて、自分の実力と志望校との差をはかり学力の穴を埋めていく作業を進めていきましょう。
センター試験に限らず、テストというものは当日何が起こるかわかりません。
ボク自身もセンター試験本番で得意の数学1Aが77点(文系の同級生にも負けた)と受験科目の中で最低だったり、一番苦手な国語が8割超えたり(まぐれ)。
得点なんて本番のテストの難易度にもよるのでなんとも言えないですが、できる限りの準備はしていきましょうということです。
できる限りの準備をした上で、当日点数が取れなければ「問題が難しすぎた」と開き直るくらいのメンタルに調整していきましょう。
当日入れ込みすぎて「ダメだ」ってなっちゃうと他の科目にも影響しかねないので、ある種の開き直りは必要です。
結論
試験当日「やることはやった」と思えるような頑張りを今のうちにしておきましょう。