基本問題に落とし込む。

塾の話

基本が大事とは言うけれど

基本を理解するって難しいです。

上の写真の問題みたいなやつに出会ったときに、まずは↓これつかうんじゃない?と思えるか。

↑その時に、この問題をどこまで理解しているかが大切かな。

ただ単に、「三角形に内接する円」といえば 「S=1/2・r(a+b+c) !」みたいな高校生がいたので、「なんでそれが成り立つの?」という、いつもの質問をしてみたところ、撃沈していました。

というか、その公式は覚える必要なし!と伝えました。

「円の接線とその接点を通る円の半径は垂直」ってのは覚えてもいいかな。

というか、当たり前くらいの感じかな。

証明は背理法かな?

とまあ、覚えることを最小限にして上手に活用する力を磨いてほしい。

英語でも、参考書に書いてあったので、「go well with ~」を「調和する」って覚えます!っていう塾生と、「それって、何かを携えて上手に行くでいいんじゃない?文脈に合わせて意味をとれば」などと言い争っています。

This sake goes well with the sushi.

「このお酒はお寿司に合うね~」っていう文章とかだったら「調和する」っていうのもありだろうけど、

Things are going well with me.

「順調ですわ~」っていう文章になると「調和する」ってなんかね・・・

できるだけ覚えるのを減らすことに、頭を使ったほうがいいのではないでしょうか。

覚えて乗り切る作戦だったら、忘れてしまったときに、「忘れた!もう無理!」みたいにならないかな。

覚えることを最小限にして、活用することに頭を使う習慣をつけていくことで、見たことない問題が出てきても、少しは考えられるようになっていくのではないでしょうか。

ちなみに、写真の問題は新中学3年生(白陵中)です。

恐ろしいレベルの問題に取り組んでおります。

 

 

 

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