課題は最小限にしてほしい
上の写真は僕が高校1年生の時の通知簿の担任のコメントです。
提出物を出さなければ「C」が付きます。
高校1年生の時は二つだけでした。←それでもダメ
高校2年生の時は三つです。
高校3年生で五つに増えました。
典型的なダメ高校生でした。
サッカー部に所属し、朝練→授業中寝る→部活→帰宅後寝るを繰り返していました。
マネしないでください!
部活で勉強時間が削られていると感じたら、部活の時間を削るべきです。
やめなくてもいいので、休む日を増やしたりして勉強時間を確保してください。
部活に明け暮れていたので行きたい大学に大学いけませんでしたでは残念すぎます。
学校の課題に追われている生徒も同じです。
課題をこなす時間が受験勉強を圧迫しています。
学校の課題に時間を費やしたので受験勉強に手が回らず、志望校に落ちましたでは悲しすぎます。
潔く何かを切り捨てていかないと大学受験を目指した勉強時間を確保するのは難しいです。
という話を高校生たちにしても、捨てるのにもなかなかに勇気がいるので実践するのは難しいようです。
課題に力を入れない分、自分のするべき勉強に力を入れなくてはいけないのですが、高校の先生からするとこの辺が不安になるのかなあと思ったり。
自分の教科で手を抜かれたら腹立つのかなあと思ったり。
そりゃあ全部の課題を完ぺきにこなすに越したことはないですが、非常に難しいです。
力の入れるべきところを見失わないようにしてほしいです。
英語、国語、世界史しか必要のない高校3年生がこの時期、化学だとか数学だとかの課題をやっているのを見ると「やめて」って言います。
学校の先生に「ごめんなさい」って言うときっていいます。
ごめんなさいという必要もないかなと思ったりもしています。
大学受験という観点からみると、足を引っ張っているようにしか見えないので。
仕事をするときでもできない仕事は「できません」っていうほうが誠実ではないのでしょうか。
中途半端にするよりも、できる人を紹介したりするほうがいいと思うので。
指定校推薦の枠を手に入れるために高校3年間、学校の勉強を頑張って慶應に行った人を一人だけ知っています。
本当に尊敬します。
3年間モチベーションを維持するのがすごいですね。
そんな人もいるのですが、やっぱりレアケースです。
誰でもできることではないでしょう。
学校の進度が速すぎてついていけないとか、簡単すぎて退屈であったりだとか、やるべきこと・やらなければいけないことと、学校でやっていることが大きく乖離している場合は学校でやっていることをいったん置いておくということも考えてみてください。
中学生はつらい
残念ながら中学生は内申点という制度があり、公立高校を受験する生徒にとって学校の成績は受験の半分を占めます。
定期テストでしっかり得点すること+課題をきっちり提出することが志望校合格の確率を上げてくれます。
ですので、課題の提出をしないという選択肢はとりずらいです。
高校入試の点数に直結しているので。
必ず提出しましょう。
そこで注意してほしいのは、課題をやるなら丁寧にやるということ。
課題を適当にこなす、とりあえず答えを埋めることを優先して、後からテスト勉強をするというのは非効率です。
課題=テスト勉強という意識を持ってほしいです。
まあ、全員一律という課題にも問題はあると思いますが…
ついでにもう一つ
点数を取るためだけの勉強をしてほしくはないなあと思っています。
なぜそうなるのかを常に考えながら勉強を進めてほしいです。
勘で答えた答えがあってた、ヤッター!とか公式に当てはめて答え出たけど何やってるのかさっぱり?とかは卒業しましょう。