宿題について考える。

塾の話

もうすぐ定期テスト

塾生たちの学校の宿題をチェックしてみる。

やり直しまでできる生徒もいる。

完全に消化できていない生徒もいる。

科目によっても消化具合はバラバラ。

それぞれに理解度も違うので、消化する速さも当然違ってくる。

全員一律の宿題はどうにかならないものかといつも思う。

3段階くらいに分けてもらえると嬉しい。

「最低限マスターすべき課題」「やっておいたほうがいい課題」「余裕があれば挑戦してほしい課題」みたいに。

基礎が身についている生徒が漢字や英単語を大量に書いていたり、簡単な計算ばかりしているのを見るとつらい。

基礎が身についていない生徒が難しい問題の解答を写すだけになっているのを見るのもつらい。

中学生は内申点という制度もあるので、宿題をやらないという選択は厳しい。

早めに少しずつこなしたり、力を入れてやるべき問題を指示したりするくらいしかできない。

部活や習い事もあり、時間に限りがあるので計画的にこなすしかない。

しっかり学校の授業を聞いて、理解することに力を入れよう。

その都度理解し、復習することで思い出し、問題が解けるようにしておこう。

少しずつでもできるようになることで、問題を解くスピードも、解ける問題の範囲もひろがっていく。

そこを目指してみよう。

高校生は取捨選択。

当面の目標である大学受験を見据えて、すべきことに優先順位をつけよう。

中学時代とは比べ物にならないほど、すべきことは多い。

全部できる人はやればいい。

そうでない人は何かを捨てるしかない。

やるべきことがはっきりしていて、計画を立てて大学受験に向けて頑張れているなら、学校の課題を全部捨ててもらっても構わない。

学校の先生に事情を説明、交渉して認めてもらうのが一番良い。

それなりの結果を出すことが求められることにはなる。

やりません、結果出ませんでは学校の先生も認めてはくれないだろう。

と、プレッシャーをかけてみる。

高校生ともなればそれが自分のためになるのかどうかはわかっているはず。

あとは、やるかやらないか。

結果が出るまでに時間がかかることもある。

それまで我慢できるかどうか。

 

 

 

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