少しでもたくさんの言葉に触れられればいいなあとか、少しでも人の話が聞けるようになればいいなとか、ちょっとでも子供たちのなにかのたしにでもなればいいなあとか思いながら、寝る前の読み聞かせを睡魔と戦いながらがんばった経験があると思います。
なにかしら子供たちの頭のなかに残っていればうれしいですよね。
これまで我が子たちに読み聞かせをしてきた絵本の中で、おすすめを選んでみました。
1位:りんごかもしれない
読み聞かせしてきた中でも、とびっきりのおすすめの絵本は、
これです!
ヨシタケシンスケさんの描いた「りんごかもしれない」
本屋さんで立ち読みしたときに衝撃を受けて、すぐ買って帰った読んだ記憶があります。
まず、単純に面白いです。
リンゴを見ただけで、ここまで妄想をひろげられるのかと感心します。
わが家では、読んだ次の日から「かもしれない」遊びがはじまりました。
想像力が鍛えられそうな予感がしませんか。
一つのものをいろんな視点で見る。
一つのものから物語を作り出す。
「モノの見方」に新しい視点を与えてくれるような気がします。
ぜひ「かもしれない」遊びをやってみて下さい。
勉強でも、一つのことを見たり聞いたりしたときに、関連して頭に思い浮かぶことが多ければ多いほど良いのは間違いないです。
訓練と思ってやるとイヤになるので、あくまでも遊びでやります。
勉強が遊びの延長になれば、これほどうれしいことはないです。
自分なりの「りんごかもしれない」をつくるのも楽しそうですね。
必見です。
2位:もうぬげない
ヨシタケシンスケさんの作品で2番目に好きなのが、
これ。
「もうぬげない」です。
最初は単純に「おもしろい」と思って購入したのですが、よく考えてみるとこれも視点を変えることでモノの見え方が変わるというお話ではないかと思うようになりました。
人と違ったり、不利な状況であったりしても考え方、見方を変えれば長所になるんじゃないかというお話のような気がします。
まあ、難しいことは考えずに単純に楽しめばいいですよね。
普通に面白いです。
ストーリー的には一番好きです。
3位:あつかったらぬげばいい
いちばん最近わが家に来た絵本はこれ。
「あつかったらぬげばいい」です。
子どもたちも大きくなって、各自好きな本を読むようになりつつあるので、子供たち用というよりは自分用に買いました。
完全に個人的な意見ですが、これは大人向けです。
子どもたちはほっといてもあつかったら脱ぎます。
やりたいと思ったらやるし、やりたくないと思ったらやりません。
やりたいと思ってもできない、やりたくないと思ってもやらなければならない大人が読んで刺さる絵本だと思います。
3作品選びましたが、すべてヨシタケシンスケ作品になってしまいました。
まだまだほかにも紹介したいヨシタケシンスケ作品はあるのですが、厳選した3作品だけで我慢します。
「モノの見方」に刺激を与えてくれる作品が好きなようです。
というか、ヨシタケシンスケ作品が好きです。
みなさんはどんな絵本がお気に入りですか?
絵本に限らず、お気に入りの1冊が見つかるのは幸せですよね。
ちなみに、学習塾Qには「おしっこけっこうもれたろう」がいます。