場合の数や確率を考えるときは
ぜんぶ書いてみるというのが基本姿勢。
「もれ」なく「重複」なくというのが注意事項。
解答の写真は小学4年生。
まずは、自由に書いてもらう。
ありがたいことに、上手に間違えてくれた(数え漏れた)ので、どうすれば数え忘れや同じものを書かないようにできるかを考えてもらう。
おもむろに百の位を丸で囲みだし、目がきらりん!
何かひらめいたようで、次に書いてくれたのがこれ↓
上手に書けてる!
うれしい瞬間。
自分で考え、自分で編み出した書き方。
すばらしい!
時間がたって忘れてしまわないように、おさらいしておこう!
一応、上の写真だと「2」をいっぱい書くのめんどくさいから「樹形図」ってのがあるよとは紹介済。
「樹形図」は忘れてもらって結構。
「2」をいっぱい書くのが面倒くさくなったら、一つにまとめることを考えるようになるんじゃないかな。
今は、工夫することを優先する。
中学生も高校生も基本はこれ。
全部書き出す。
漏れなく重複しないように「樹形図」があったり、高校生になると書き出しきれない数になってくるので上手に数えることを考えたりする。
具体的に書いていくことで、数え方が見えやすくなったり、漏れや重複に気をつけられたりする。
「『C』使うか『P』使うかわかりません。」という質問には、まず少し書き出してみて、そいつらを使わずに考えて数えてみようからスタート。
そうこうしていくうちに、勝手に自分で「これC使って計算したら速いな」とかなってくる。はず。
どうするかわからん!ってなったときは、とにかく書き出してみましょうというお話。