英語が読めるようになるための一番大事にするべきと考えているのが「品詞」とその「はたらき」です。
塾ではこんな感じで覚えてもらっています。
いろんな教科書や参考書で書かれていることの最大公約数的な感じです。
これでだいたいの英文を根拠をもって日本語訳ができるはず!
(「,(コンマ)」がどういうはたらきをしているのかが解明しにくいときはありますが…)
この知識をもって英文和訳に挑みます。
そうすると「ここがこうだからこういうなって日本語訳はこう!」とできるようになっていきます。
そのために、すべてのつじつまが合うように文の構造を把握する練習をしてもらいます。
塾でよく使っている、文の構造をとる練習をするおすすめの教材を紹介してみます。
英文読解のためのおすすめ教材たち
基本文法から学ぶ英語リーディング教本
かなりガチ目なやつです。
これを読み込めたら相当英語強者になれると思います!
ぜひ挑戦してみてください!
これはちょっと厳しい!という人にはこちら↓
大学入試 基礎からの英文解釈クラシック
2024/3/19に発売されたほやほやの参考書です。
これもいいです!!
塾としても使っている記号が全く同じなのもこちらとしても好都合でした。
この教材から始めるのは超おすすめです!
この教材が発売されるまでは↓こちら↓を塾生に渡していました。
入門英文問題精講
この教材では、前置詞句をすべて( )でくくっていますが、塾では形容詞句を( )、副詞句を< >でくくるようにしています。
どこを修飾しているのかを確定させられれば、どんな印のつけ方でもいいのかなとは思います。
英文解釈に困った塾生によく「入門問題精講の解説に書いてあったよね!」と言っていました。
この教材をやりこんで、自分で解説できるくらいにしておけばだいたいの英文はロジカルに説明できるようになるのではないかと思っています。
大学入試 はじめの英文読解ドリル
こむずかしいことは置いといて、手を動かして体に染み込ませるんだ!という人はこちらをおすすめします。
塾では、ある程度文の構造をとれるようになった中学3年生くらいから導入することもあります。
英文は易しいです。
1文1文が短いですし、文の意味をおさえることは難しくないと思います。
そこまで難しくない英文で、文の構造をしっかり見極め、つじつまを合わせていく練習としてはもってこいです。
意味が取れるから簡単!というのではなく、文の構造をしっかり把握したうえで文の意味をとるようにすることが大事です。
おわり
今まで使ってきたこともあって、「入門英文問題精講」が今のところ一番初めにやる教材としてはおすすめです。
「英文解釈クラシック」は塾生の反応をもう少し見てから。
個人的には一番初めにやってもいいと思います。
中身を見て、解説がしっくりくる方を選んでくださいね。
これらの教材に書いてある英文の読み取り方をしっかりマスターして(←ここ一番重要!)どんな英文にも対応できる力をつけてください。
理屈がしっかり頭に入れば、量をこなすフェーズに入ります!
英文をたくさん読みましょう!
一文一文が読めるようになっていればどんな長文も怖くなくなります!
単語の意味さえ分かれば読める!ところまでは持っていきたいですね。
単語は気合で覚えましょう!