今年の塾生(中3)たちが、高校受験の候補に「仁川学院」をあげていたので、学校説明会に行くことにしました。
気になる学校ではあったのですが、お邪魔するのは今回が初めてです。
ドキドキ!ワクワク!
どんな学校かしっかりと見てきます!
仁川学院高等学校はどんな学校?
概要
60年以上の歴史を持つ、カトリックのミッションスクール。
建学の精神は、「Pax et bonum(和と善)」
所在地
〒662-0812 兵庫県西宮市甲東園2丁目13番9号
この日は電車で行ったのですが、宝塚駅までJRで約40分。
阪急宝塚線に乗り換えて、阪急仁川駅まで約10分。
仁川駅から学校まで歩いて約10分。
トータル1時間ちょっと。
思ったより近いです。
大学合格状況
国公立大学の合格者は21名。
そのうち現役は14名。
浪人生で東大の理Ⅲに合格しています。(すごい)
(これだけ見ると、なんだか今年の篠山鳳鳴高校総合科学コースと似ているような…)
関関同立の合格者は現役で81名。
昨年の70名から増えています。
今年の卒業生が去年より約40名減っているのですが、それでも増えています。
学費
気になる学費は、入学金等で50万円、学費等で年間約63万円。
高いイメージがあったので、ほかの高校と比べてみました。
関西学院高等部:入学時約66万円、年間約88万円
雲雀丘学園:入学時約48万円、年間約71万円
三田学園:入学時50万円、年間約50万円
三田松聖:入学時約21万円、年間約56万円
京都共栄:入学時10万円、年間約47~57万円
と、安くはないですがめちゃくちゃ高いというわけでもなかったです。
2019年度からの変更点
コースの名前が変わります
進学⇒「カルティベーション」
特進Ⅰ⇒「カルティベーションS」
特進S、特進Ⅱ⇒「アカデミア」
です。
コースは改変されますが、求める入試の合格ラインは変わらないそうなので、仁川学院を志望する受験生は安心して勉強に励んでください。
ちなみに内申点で比較すると「アカデミア」は宝塚北、北摂三田、三田祥雲館の合格者と同じくらいで、「カルティベーションS」は三田祥雲館、柏原(地探)、篠山鳳鳴(総合科学)あたり、「カルティベーション」は柏原(普通)、篠山鳳鳴(普通)、有馬あたりと同じくらいのようです。
「アカデミア」コースに特別顕彰制度
1次入試の成績上位者に、入学金相当の支援が決まったようです。
感想
ボリュームゾーンは平均ちょい上の生徒たち。
彼らをそれなりの四年制大学に、合格することができる力つける学校のように思います。
中学時代オール3だった生徒が、一般入試で関西大学に合格したり、愛媛大学(国立)に合格してたり。
それが、特別な例ではなく結構な数の生徒が実現しているのを見ると、「進学校を目指す」という先生のお話も納得です。
高校2年生までは、土曜日の午前中の授業があるものの、高校3年生ではナシ!
こういうのはすごくいいと思うのです。
高3になっても課題やなんやでがちがちに固めるのではなく、「自分で頑張れ!」みたいな姿勢は好きです。
学内予備校や「放課後学習支援(カルティ講座)」というのも用意されていますが、ほとんどが希望制。
学内予備校の費用は学校持ちなので、利用しない手はないですね。
学内予備校の口座の中に「寺子屋」というのもあり、自立学習ができるようになってもらおうという気持ちがあらわれているように思います。
特進Sコースのセンター試験の得点も年々伸びており、今後の課題は2次試験に対応する力をつけることの強化だと言われていました。
期待しています。
指定校推薦は133校、603名分あり57名の利用。
上智大、明治大、関関同立などなど。
だからといって指定校推薦だけに頼らない教育をしていきたいという言葉も印象的でした。
丹波篠山市の中学生のほとんどが受験の際、併願校の私立高校として三田松聖を選択していると思うのですが、仁川学院も選択肢の一つに入れてもいいのではないでしょうか。
校舎はきれいですし、設備も整っていますし、阪急沿線だし、見学に行くと「行きたい!」ってなっちゃうかもしれませんね。
グラウンドが芝生だったら言うことなしですね。
競馬場が近いので、ビッグレースの時は大変かもしれません…
おまけ
面白い形の建物を発見しました!
かわいらしいカフェのようです。
気になる…
(実は工学部建築学科出身なもので建物は好きなんです)
久しぶりの仁川。
休日に子供たちを連れて阪神競馬場に遊びに行きたくなりました。
馬券は買いませんが。(一枚ぐらい買おうかな)
馬と触れ合えたり、楽しそうなイベントもたまにやってたりするので。