根拠をもって答えが出せると確信が持てる
なんでその答えになったん?
この質問をすると、速攻で自分の答えを否定する生徒は多い気がする。
正解していても、消しゴムで消そうとする生徒も多い印象。
こっちとしては、純粋にどういうふうに考えてその答えにたどり着いたのか知りたいだけなのに。
正解している時も間違っている時もこの質問はします。
間違っていたとしても、どういう考え方をしてその間違いにたどり着くのかも知りたい。
質問に答えているうちに、間違っていることに気づいたりもする。
ちゃんと理解して解けているかなという確認もしておきたい。
何が言いたいかというと、「消さないで!」ということ。
すぐ消さないで!
正解なのに消さないで!
間違いを自分で探してほしいから間違えてても消さないで!
「間違えてるのかも」と思ったり、指摘されてすぐ消したりしちゃうのは、間違い=悪みたいに思っちゃっているのではないのだろうか。
間違えることは悪いことじゃないというのは徹底して伝えていきたい所存です。
間違えるところを発見するために問題を解くのだ!くらいに思ってくれてもいいと思うのです。
そりゃ、正解するほうが気持ちいいのですが・・・
間違いを発見し、それを修正していく習慣がついてくれればいいなあと思いながら見守っております。