試行錯誤の末に…

塾の話

今日も小学生ががんばってくれました!

粘り強く試行錯誤した末に、ある法則に気付き、それをもとに正解にたどり着きました。

 

 

ほんまにわからへん

よく頭のまわる生徒なので、いつも「わからん!教えて!」と助けを求めてきても、「考え!できる!」と追い返していたのですが、今回は本当に困っていそうだったので、少し手を差し伸べました。

問題文に書いてあること図に描き入れてみて!

今回は図形の問題だったので、図に問題文を読んでわかることを描き入れていきます。

パッと見てわかるようにしておくことで、問題の解きやすさが全然違います。

また、図形にすべての情報を描き入れておくことで、問題文を2度と見る必要がなくなるので、図形に集中できます。

二等辺三角形がある!

こっちも二等辺三角形!

というように、すぐ何か発見できます。

じゃあ、そこからわかることは?

角度がいっしょ!

「同じ」だよってわかるように印をつけよう!

これで準備完了です。

ここからは再び自分で考えてもらいます。

またいつも通り「わからん!どうやってやるん?」とか言っていますが、「大丈夫!できる!」といって追い返します。

しばらくすると、

なんかわかったかも…

こことここはいつもいっしょになる!

と。

図形に描き入れた印をもとに、再びあれこれ数字を当てはめて試行錯誤していたのですが、何かしらの規則に気付いたようです。

そこから正解に達するまではあっという間でした。

印のつけ方次第では、もう少しスマートに答えにたどり着けることを実演してフィニッシュです。

Q

あれやこれや手と頭を動かすことで何かしらの法則が見つかり、正解への道が開けていくこと学んでおけば、一見よくわからなさそうな問題に出会っても、手も足も出ないということがなくなっていきます。

 

今回の問題でいうと、発見したのは「相似」「拡大図・縮図」ですかね。

習っていなくても、あれやこれやしているうちにわかるんですよね。

「おっきい三角」「ちっちゃい三角」とかってに名付けて「角度が全部いっしょやん!」って言ってましたね。

 

「とりあえず手を動かしてみる」ことができるのは、難しそうな問題を解く大きな手助けになってくれます。

 

こういうことを続けていくと、「解き方忘れました」とか「習ってないからわかりません」といったことがなくなります。

 

こうやって何とか工夫して、自分の持っている知識や経験をフルに使って考える習慣がついていくのは最高ですね。

 

 

 

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