考えながら解くということ
我が子たちと車でお出かけするときに、速さの話になった。
長男(小2)「お父さん、今何キロ?」
ボク「時速40キロ。1時間で40キロ進むってことやで」
長男(小2)「てことは、2時間で80キロ!30分で20キロ!」
小学2年生でも、これくらいの概念はもっているんだとちょっと感心した。
「あと何キロ?」
「80キロ」
「じゃあ、時速80キロで行ったら1時間で着くな」
みたいな会話も、どの家庭でもあるんじゃないでしょうか。
それは、大切にしていただきたい。
いつから公式にほりこんで計算するようになるんだろう。
分数や小数がでてくるからかな?
中学2年生で、数学が90点以上取ってくるような生徒でも、「分速を時速に直すとき、60かけるんですか?割るんですか?」という質問がとんでくる。(ちなみに、転塾して最近うちに来てくれている塾生)
確かに、分速xmを時速〇kmに直しなさい見たいな問題だったので、わからんってなるのもわからないでもない。
でも、分速=1分で進む道のり、時速=1時間で進む道のりということを理解しておけばできるはず。
ということで、
1時間は何分?
1分でxm進むなら60分では?
1km は何m?
1m は何km?
みたいに考えようねと伝えました。
「その式は何を表しているの?」と聞かれても、的確にこたえられるように、常に考えながら問題を解く習慣をつけていただきたい!
「なんか、こんな風に式たてたらうまくいく」って感じで乗り切ってきたんだろうなという印象。
一度身についた習慣を、見つけるたびに少しずつ修正して、改善していくのには時間がかかる。
できれば、はじめからそういう指導を受けてさせてあげたい。
先日のドライブで、
次男(5歳)「お父さん、今何キロ?」
ボク「80キロ」
次男(5歳)「この道路、何キロまで出してええの」
ボク「あそこに70ってかいてあるな」
次男(5歳)「スピード落としや」
ボク「はい」
数字の大小を認識する、正義感の強い次男でした。