土台をじっくり固めていくとある日突然開花する話。

塾の話

小5の秋から通ってくれている中学3年生が、一つ壁を突破したかもしれない。

定期テスト対策というものは一切塾ではやってないけど、テストで結果が出つつある。

塾では一切学校の宿題をやらない彼。

塾でやってもいいよと言ってもやらない。

塾で提供している教材や小テストを頑張ってやっている。

家でもしっかり頑張れていることはテストの結果からよくわかる。

そのテスト結果がつき抜け出したように感じる。

中2の終わりくらいから歯車がかみ合いだしたように感じた。

特に数学(算数)。

中学入試の基本問題はコンスタントにやってもらっている。

その解き方、考え方がしっかりしてきた。

根拠がしっかり説明できるようになってきた。

いい感じ。

 

もう1人、中1から通ってくれている中学3年生が一つステージを上げているように感じている。

やっぱり算数で根拠が説明できるようになりつつある。

もうひと頑張りで壁を突破できそうなんだけど…

もう少し割合の感覚が身につけば…

 

土台を固めるには多少時間がかかる。

それを理解してくれている塾生のお家の方々には感謝しかない。

定期テストの点数を取るためだけの教え方だけはしたくない。

高校、大学と進学したときに大いに困るから。

「こうすれば答えが出る!」とやればテストの点数は簡単に上がる。

目の前のテストには対応できるかもしれないが、その後のことを考えるとやっぱりできない。

覚えることが無限に増え、いつか頭打ちになる。

時間はかかっても、大学入試や大学での学びに対応できる考え方や学習観を身に付けてもらいたい。

 

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